ロマンス小説感想日記

ロマンス&ミステリー小説感想日記

海外ミステリー、ロマンス小説のブックレビュー

フォワード 未来を視る6つのSF ブレイク・クラウチ他

特別SFファンではない自分にも読みやすく、全体的にクオリティの高いアンソロジーだった。

哀惜 アン・クリーヴス

A・クリーヴスはこれまで読んだことがなかったけど、多くのシリーズがドラマ化されていて人気のある作家らしい。この「哀悼」も含め、ドラマ化されている作品は全てAXNミステリーが放映済み。→ 刑事マシュー・ヴェン 哀惜のうなり、

公爵令嬢と月夜のビースト ロレイン・ヒース

ヒロインのアルシアは公爵令嬢として裕福な生活を送っていたけれど、父親が女王暗殺の策略に加わっていたことが発覚して反逆罪で処刑され、爵位は剥奪、財産は没収、

シスター ロザムンド・ラプトン

イギリスの女性作家のデビュー作で、Amazon.comの2011年のMystery &Thriller Books Top 10 にも選ばれ、ベストセラーになった話題作。

2023年9月刊行予定 ロマンス小説 翻訳ミステリー

2023年9月刊行予定 ロマンス小説 翻訳ミステリー

フォールト・ライン 断たれた絆 バリー・アイスラー

この作家は、日米ハーフの暗殺者ジョン・レインのシリーズが有名だけど、これは別のシリーズ。次作が翻訳されていないところを見ると、あまり人気がなかったのかな?

暗殺者たちに口紅を ディアナ・レイバーン

秘密組織の暗殺者として長年一緒に働き、今は60代になっている4人の女性が突然何者かに命を狙われ、4人で協力して敵の正体を突き止め反撃するというストーリー。

過去からの殺意 ヴァル・マクダーミド

V・マクダーミドは多くの作品がドラマ化されているスコットランドの人気作家で、このカレン・ピリー シリーズは、昨年ドラマ化されて日本でも今年春に放映されたばかり。→刑事カレン・ピリー 再捜査ファイル

夕陽の道を北へゆけ ジャニーン・カミンズ

白人女性がメキシコ移民の話を書いたことでバッシングを受けて、アメリカではかなり炎上したという2020年の話題作。なかなか凄い内容だった

三年間の陥穽 アンデシュ・ルースルンド

Hoffmann & Grens シリーズ5作目。グレーンス警部は、以前は偏屈で感じ悪い人だったのに、今では孤独で寂しい老人という感じの哀れを誘うキャラクターになっているわね。

ブラック・リスト ブラッド・ソー

スコット・ハーヴァス シリーズ11作目。ブラッド・ソーも新作が出る度にベストセラーになっている超人気作家だけど、翻訳が止まっているのね。

Amazon.comの2023年上半期のBest Books 他

Amazon.comの2023年上半期のBest Booksが発表されました。

夜明けのフロスト R・D・ウィングフィールド他

面白いと評判のフロスト警部シリーズ。今更ながら読んでみることに。長編はかなりのページ数なので、まずは試しに短編を。

真夜中の抱擁 リサ・マリー・ライス

ミッドナイト シリーズ最新作。またもや国家の危機レベルのすごい陰謀に巻き込まれたヒロインを助けるべく遣わされたヒーローが彼女と熱烈な恋に落ちる

ひとりの双子 ブリット・ベネット

1960年代のアメリカで、肌の色が薄い黒人ばかりが住む小さな町で生まれ育った双子の姉妹の物語。

2023年8月刊行予定 ロマンス小説 翻訳ミステリー

2023年8月刊行予定 ロマンス小説 翻訳ミステリー

女優エヴリンの七人の夫 テイラー・ジェンキンス・リード

ベストセラー作家の超話題作。期待以上に面白かった。これはおすすめ。貧しいキューバ移民の娘が貧困生活から抜け出すために女優を目指し、美貌を利用してハリウッドでのし上がっていくストーリー

ザ・フォックス フレデリック・フォーサイス

F・フォーサイスはスパイもので有名なイギリスの作家で、70年代の初めから小説を書いていて、現在84歳らしい。

木曜殺人クラブ 二度死んだ男 リチャード・オスマン

最近なぜか流行っている老人が主役のミステリー。その筆頭と言えるのがこのシリーズで、かなり人気があり売れているようなので、1冊くらい読んでみようかなと。

彼が残した、最後の言葉

Apple TV+でドラマ「彼が残した、最後の言葉」を見終わったので感想を。これはローラ・デイブの原作小説がベストセラーで評価も高いので気になっていた

愛の迷路にさまよって ジョディ・エレン・マルパス

ヒーローは "天使の顔をした殺人者" と言われていて、超イケメンだけど冷酷さはハンパない。殺しは日常茶飯事で、銃で人を撃ちまくっている

本と私と恋人と エミリー・ヘンリー

E・ヘンリーは今アメリカでバカ売れしている超人気作家なので、ずっと読んでみたいと思っていたのよね。

盗作小説 ジーン・ハンフ・コレリッツ

これの原書は2021年のミステリーの話題作で、年間BEST BOOKSみたいな企画でよく選ばれていたので期待して読んでみた。確かに独創的なミステリーで、よくこんな話を考えたなと思った。

奪還 リー・チャイルド

民間軍事会社の社長から、誘拐された妻を見つけてほしいと依頼され、リーチャーが捜査する話で、よくある誘拐事件かと思ったら複雑な事情が

夜を生き延びろ ライリー・セイガー

前作と違って、本作の主人公は"信頼できない語り手"で、時々幻覚を見てしまう、ちょっと精神を病んだ女子大生。

バブルズはご機嫌ななめ サラ・ストロマイヤー

作者はJ・イヴァノヴィッチに触発されて、このユーモアミステリーを書いたそうで、確かに作風が似ている。(翻訳者が同じなので余計にそう思うのかも。)

ジョイランド スティーヴン・キング

この「ジョイランド」は「スタンド・バイ・ミー」のようなノスタルジーを感じさせるストーリーにミステリーの要素を加えたハートウォーミングな青春もの

ロマンスのR スー・グラフトン

キンジー・ミルホーン シリーズ。危険のPが面白かったのでもう一冊読んでみた。原題はRicochet (跳ね返った弾丸) のRだけど邦題はロマンスになっている。キンジーに恋人ができるから内容的には合っているわね。

ウィンター家の少女 キャロル・オコンネル

Kathy Mallory シリーズ8作目。主人公のマロリーはNY市警の刑事で、絶世の美女で凄腕のハッカーだけど、孤児でストリートチルドレンだった幼少期の過酷な生活のせいで感情を表に出さない氷のような女性になったという。

2023年7月刊行予定 ロマンス小説 翻訳ミステリー

2023年7月刊行予定 ロマンス小説 翻訳ミステリー

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