ロマンス小説感想日記

ロマンス小説感想日記

romance & mystery book review

誰かが嘘をついている カレン・M・マクマナス

 ヤングアダルトのミステリー。アメリカの高校生は、麻薬の売人はいるわ、ゲイのカップルはいるわで学園ものとは言えなかなか面白い。放課後に居残りを命じられた5人の生徒のうちの一人がアナフィラキシーショックを起こして亡くなってしまう。その生徒はピーナッツアレルギーだけど、彼が飲んだ水の中にピーナッツオイルが入っていたらしい。残りの4人のうちの誰かが犯人ではないかと疑われる。亡くなった生徒は、同じ高校の生徒たちのスキャンダルを探り出してネットに投稿していて、4人とも暴かれたくない秘密を彼に握られていた。さて誰が犯人なのか・・というストーリー。

 優等生の女の子と不良の男の子のロマンスは割と良い感じだった。定番のスクールカーストとか色んなテーマが盛り込まれていて、学園ドラマが好きな人なら楽しめると思う。4人の主役の生徒たちもそれぞれ個性があって悪くはなかったけど、特別肩入れしたくなるキャラクターはいなかった。SNSの恐ろしさを書いていたりして興味深いとは思うけど、ある程度予想のつく結末だったし、ミステリーとしてはあと一歩というところかな。青春ものとしてはそこそこ面白かった。このブログの読者にYA小説好きな人はそんなにいないと思うので、特におすすめはしませんが、自分の読書履歴を赤裸々に晒している(?)ブログなので、こんなのも読みましたよということで一応記事にしてみました。

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