ロマンス小説感想日記

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海外ロマンス小説、翻訳ミステリーのブックレビュー

かりそめの婚約 ブリアンナ・ラバスクス

 B・ラバスクスは今ではミステリー作家としてかなり人気があるので、このあまり売れなかったデビュー作のヒストリカルロマンスは本人にとっては黒歴史じゃないかと思うけど、翻訳されているのがこれだけというのは皮肉だわね。

 ミステリー色強めのヒストリカルとのことで、意外と面白のではと思い読んでみたけど、う~ん、普通。別に悪いところはないけど特別面白くもない凡作という感じかなあ。それに多分翻訳上のミスだと思うけど、まだ捜査中で犯人が誰なのかわかっていない時に、どういうわけか「犯人が~した」ではなく「〇〇が~した」と名前が書かれていて、そこで犯人がわかってしまった。これは致命的なミスでは??編集者の人とか気付かなかったのかなあ。まあロマンス小説だしそこまで大した謎解きでもないんだけど・・。ストーリーのまとまりは良くサクサク読めたけど、ロマンスはあっさり目だし、キャラクターも際立った特徴がなくてあまり印象に残らず、すぐに忘れてしまいそう。これは別に読まなくても良かったな・・。

 

(追記)アマゾンのレビューで同じことを指摘している人を発見。やはりそうだよね。いやはや、本文中でネタバレしているなんて衝撃的だよ・・

One Step Behind (English Edition)

One Step Behind (English Edition)

  • Labuskes, Brianna
  • Entangled: Select Historical

 

 ついでにヴィクトリア朝のレディについて書かれた面白そうなノンフィクションがあったのでご紹介。東京創元社のブログで人気記事になっていたので偶然見つけたんだけど、こんな本が出ていたとは。キワモノっぽいけど原書はNYタイムズのベストセラー。これを読んだらヒストリカル・ロマンスがもっと楽しめるようになるかも?! 

 

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