これはエドガー・アラン・ポーの「アッシャー家の崩壊」の改作(Retelling)だそうで、ポーの小説は読んだことないけど、アッシャー家~はNetflixが現代版にアレンジしてドラマ化したものが好評らしいので、ちょっと気になっている。
普段はホラーはあまり読まないけれど、これは250頁くらいの短編なので読んでみた。菌類学者が活躍するあたり、この作家の独創性はなかなか凄いと思ったけど、かなりシュールで、いまひとつ捉えどころのないストーリーだった。グロい場面もあるけど、私の想像力が貧困だからか、あまりピンと来なくてそれほど怖くなかった。
主役のアレックスは興味深いキャラクターで、ノンバイナリーという設定になっているのが今風だなと。菌類のくだりは怖いというより笑ってしまった。この作者独特のユーモアが感じられる内容で、ツッコミどころはあるけど面白かった。


