ジョー・ネスボは何冊か読んだことがあるけど、この作家の代表作のハリー・ホーレ シリーズは未読だったので、とりあえず1作目を読んでみた。(このシリーズは順番通りに刊行されていないのよね。)
ノルウェー人の作者がオーストラリアを放浪していた時の経験を元に書いたそうで、舞台がオーストラリアだからあまり北欧感がないけど、救いのないストーリーはやっぱり北欧ミステリー。ハリーは元アル中で悲惨な過去があり、辛いことがあるとつい酒に手を出してしまうあたり、いかにもという感じ。オーストラリアでノルウェー人女性が殺される事件が起き、捜査に協力するために現地にやってきたハリーは、美人のスウェーデン人女性と知り合って恋に落ちるけれど、ハリーの行動が残念すぎる。北欧ミステリーの主人公はダメ男が多いのは何故だろう。事件はなかなか犯人の目星がつかず、二転三転するストーリーで面白かった。今回はオーストラリアで、未訳の2作目はタイが舞台らしいけど、3作目からは普通にノルウェーの話みたいね。
ジョー・ネスボの小説は続々映像化予定で、このシリーズもNetflixでドラマ化されるのよね。オスロで撮影していて、ノルウェー人のトビアス・サンテルマンがハリー役だからノルウェー語で製作していると思うけど、同僚(?)役でスウェーデン人俳優のジョエル・キナマンが出演するのよね。ノルウェー語も話せるのかしら?スカンジナビア系なら同類だから互換性ありってこと?この小説でも主人公のハリーがオーストラリアで女性と出会ってすぐに彼女の英語にスウェーデン訛りがあるのに気づいてスウェーデン人だと見抜いていたし、言語の親和性は高そうね。
ドラマのシーズン1は5作目の「悪魔の星」が元になっているので、今のうちに読んでおくといいかも。



