これは面白かった!女性が主役のこの手のドメスティック・スリラーを書いているオーストラリア人作家はリアーン・モリアーティが一番人気で多くの作品が映像化されているけど、サリー・ヘプワースも最近かなり人気があるみたいね。
20代後半の双子の姉妹が主人公で、妹のファーンには発達障害があり、姉のローズが妹を気遣って世話を焼いているらしく、サイコパスのような母親に育てられて苦労してきた2人の姉妹の人間ドラマが主体でサスペンスは少な目なのかなと最初のうちは思っていた。しかし読み進めていくと意外な方向に話が展開し、何が真実なのかわからなくなり、背筋が寒くなるようなサスペンスになっていくのが凄く面白かった。何かおかしいぞ、一体どういうことだ??と読者にどんどんページをめくらせるストーリーが上手い!ネタバレになってしまうので詳しいことは書けないけど、これはおすすめ。この作家の他の作品も読みたいから翻訳を出してくれないかしら。

