1995年の小説だけど今読んでもそれほど古さを感じず面白かった。今更こんな古い作品を読む人はあまりいないと思うけど一応感想を。
主人公のローレンはバツイチで幼い娘のいる28歳のシングルマザー。娘と地域のお祭りに行った際に魅力的なアラフォーの男性ジョナサンと出会い、4か月後にプロポーズされて結婚する。彼には家に侵入した何者かに妊娠中の妻を撲殺された過去があり、事件を目撃した娘のエミリーはショックで記憶を失くし精神科に入院しているという。その過去のせいで優しい夫との幸せな結婚生活に不穏な空気が漂いはじめ・・というストーリー。
女性が主人公の心理サスペンスに割とよくある設定なので、結末はある程度予想がついたけど、記憶喪失の娘の存在がストーリーに捻りを加えていて、最後まで退屈することなく読めた。傑作というほどではないけれど、じわじわと恐怖が迫ってくるようなサスペンスが良かった。

