ロマンス小説感想日記

ロマンス&ミステリー小説感想日記

海外ミステリー、ロマンス小説のブックレビュー

♡Suspense

危険な夜の向こうに ローラ・グリフィン

似顔絵画家で犯罪捜査に協力しているヒロインと警察署長のヒーロー。ヒロインのキャラクターは好きだな。本当は犯罪捜査に関わるのは精神的にキツいからもうやめたいと思っているのに、頼まれると嫌とは言えなくて引き受けてしまう損な性格。

追憶のマスカレード リサ・マリー・ライス

“私のビリオネア”シリーズ2作目。今作の舞台はイタリア。まさにいつもの典型的なリサ・マリー・ライス。再会もので、10年前貧乏学生のヒーローとお金持ちのお嬢様のヒロインは恋人同士だったけど、ヒロインは事情があってヒーローのためを思い別れること…

愛の炎が消せなくて カレン・ローズ

最近あまり読んでなかったカレン・ローズ。久しぶりに読んだらやっぱり面白い。このヒーローって「復讐の瞳」でヒロインに片想いしてた人なのね。読んでいるうちに思い出したわ。

秘められた恋をもう一度 シェリー・コレール

使徒シリーズ2作目。前作が面白かったので続けて読んでみた。好みの問題だけど、ヒーローは前作のほうが好きだったかも。今作のヒーローは女性にモテモテのチャラ男で、昔は定職にも就かず、船で放浪生活をしていたけど、今はFBIの捜査官になって凄腕の交渉…

ひびわれた心を抱いて シェリー・コレール

FBIの精鋭チームのメンバーが主役の「使徒」シリーズ1作目。この作者はYA小説でデビューして、この作品が初めてのサスペンスらしいけど、初めて書いたにしては良く練られたストーリーで、先が読めない展開に引き込まれた。

標的ー忘れられないまなざし ケイティ・レウス

戦死したと思っていた昔の恋人が、顔を変えて別人になってまた現れる・・というとローラ・リーのエリート作戦部隊シリーズを思い出すわね。この作品を読む人は、たいていローラ・リーも読んでいるだろうから、似たような設定だとどうしても比べてしまうと思…

ろくでなしに愛を ジュリー・アン・ウォーカー

元軍人で、退役後、秘密の傭兵組織で政府の仕事を請け負っているヒーローが主人公の典型的なロマサスで、任務は結構ヘビーで残酷な部分もあるけど、そこまでシリアスでなく、少しコメディ風味のお気楽なサスペンス。

奪われたキスの記憶 メアリ・バートン

ヒロインは連続殺人犯の被害者で唯一の生き残り。しかも襲われた時の記憶を無くしてる。ヒーローは彼女の事件を担当することになったテキサス・レンジャー。このテキサス・レンジャーというのは、テキサス警察で難事件を担当するエリート集団で、カウボーイ…

愛の弾丸にうちぬかれて リナ・ディアス

ヒーローはヒロインを殺害するよう命令された暗殺者という設定なんだけど、最初から任務に疑問を感じていて殺す気がないのよね。これじゃあ生ぬるい。ヒロインのほうも、自分を殺しに来たかもしれない男なんだから、もっと怖がらないと。“死ぬほど危険ないい…

魅惑のシャレード リサ・マリー・ライス

今作は、パリ行きの飛行機の中で知り合ったヒーローとヒロインが恋に落ちて、一緒に行ったルーブル美術館でテロに巻き込まれるという、わかりやすくてシンプルなストーリー。

夜の果てにこの愛を レスリー・テントラー

秘密を抱えたヒロインと、シングルファーザーでホテル経営者のヒーロー。過去を打ち明けられず身を引こうとするヒロインの苦悩が切ない。

あなたへ帰る道 マヤ・バンクス

これはマヤ・バンクスが2007年にSharon Longというペンネームで書いた作品。別名義だからか、いつもと作風が少し違ってサスペンス重視の内容だった。CIAやらテロ組織やら壮大な陰謀のストーリー。ロマサスなのでそこまでの緻密さはなくB級映画的なところ…

孤島は愛に燃えて モニカ・マッカーティ

中世ハイランドもので人気の作家、モニカ・マッカーティの新作で、海軍SEAL隊員を主人公にしたロマンティック・サスペンスのシリーズ1作目。

甘い悦びの罠に溺れて ジェニファー・L・アーマントラウト

宣伝文句にRITA賞受賞作家とあるけど、この作品が受賞したわけではない。でもRITA賞とっていてもおかしくないくらいくらい良い作品だった。とにかくヒーローが優しくてロマンティックで素敵すぎる。

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