ロマンス小説感想日記

ロマンス&ミステリー小説感想日記

海外ミステリー、ロマンス小説のブックレビュー

ブックレビュー

凍てついた痣 カリン・スローター

凍てついた痣 (ハーパーBOOKS) カリン スローター ハーパーコリンズ・ジャパン A Faint Cold Fear Slaughter, Karin Century グラント郡シリーズ3作目。大学関係者の不審死が続き、サラの妹のテッサまで巻き込まれ、犯人の正体も動機もわからない難事件の捜…

ざわめく傷痕 カリン・スローター

ざわめく傷痕 (ハーパーBOOKS) カリン スローター ハーパーコリンズ・ ジャパン Kisscut: A Grant County Thriller Slaughter, Karin Harper グラント郡シリーズ2作目。小児性愛者の話で前作よりも残虐さと胸糞悪さがUP。おぞましい事件が衝撃的で話に引き…

放蕩貴族の最後の恋人 ロレイン・ヒース

放蕩貴族の最後の恋人 (mirabooks) ロレイン ヒース ハーパーコリンズ・ジャパン Scoundrel of My Heart (Once Upon a Dukedom Book 1) Heath, Lorraine Avon Once Upon a Dukedom 1作目。新シリーズだけど前のシリーズと関連していて、「公爵令嬢と月夜の…

ネヴァー・ゲーム ジェフリー・ディーヴァー

ネヴァー・ゲーム ジェフリー・ディーヴァー 文藝春秋 The Never Game (A Colter Shaw Novel Book 1) Deaver, Jeffery G.P. Putnam's Sons コルター・ショウ 1作目。ちなみにこのシリーズは、"TRACKER" のタイトルでドラマ化されて米国CBSテレビで現在放映…

三連の殺意 カリン・スローター

三連の殺意 (マグノリアブックス) カリン・スローター オークラ出版 Triptych: A Novel (Will Trent Book 1) Slaughter, Karin Delacorte Press Will Trent シリーズ1作目。先日感想を書いたこの作家のデビュー作「開かれた瞳孔」が2001年で、こちらは2006…

開かれた瞳孔 カリン・スローター

開かれた瞳孔 (ハーパーBOOKS) カリン スローター ハーパーコリンズ・ジャパン Blindsighted: The First Grant County Thriller (Grant County Thrillers Book 1) Slaughter, Karin Harper ウィル・トレントのシリーズで検死官のサラのキャラクターが気に入…

ハンティング カリン・スローター

ハンティング 上 (ハーパーBOOKS) カリン・スローター ハーパーコリンズ・ ジャパン ハンティング 下 (ハーパーBOOKS) カリン・スローター ハーパーコリンズ・ ジャパン Undone: A Novel (Will Trent Book 3) Slaughter, Karin Delacorte Press Will Trent …

ザ・ロング・サイド ロバート・ベイリー

ザ・ロング・サイド (小学館文庫) ロバート・ベイリー 小学館 The Wrong Side (Bocephus Haynes Book 2) Bailey, Robert Thomas & Mercer シリーズ完結編にしては盛り上がりがいまひとつだったような・・。高校のフットボールのスター選手がガールフレンド殺…

いまはただ瞳を閉じて ローリー・フォスター

いまはただ瞳を閉じて (mirabooks) ローリー フォスター ハーパーコリンズ・ジャパン No Holding Back: A Novel (The McKenzies of Ridge Trail Book 1) Foster, Lori HQN Books 以下の感想はかなりネタバレしていますのでご注意を この原書の情報を漁ってい…

悪い男 アーナルデュル・インドリダソン

悪い男 アーナルデュル・インドリダソン 東京創元社 Outrage: An Inspector Erlendur Novel (English Edition) Indridason, Arnaldur Minotaur Books このシリーズは1作目の「湿地」(→感想) しか読んでいないけれど、本作はシリーズの主役エーレンデュルは…

生物学探偵セオ・クレイ 街の狩人 アンドリュー・メイン

生物学探偵セオ・クレイ 街の狩人 (ハヤカワ・ミステリ文庫) アンドリュー メイン 早川書房 Looking Glass (The Naturalist Book 2) Mayne, Andrew Thomas & Mercer A・メインはマジシャンで作家という珍しい経歴の持ち主だけど、彼のウェブサイトを見てみた…

ナッシング・マン キャサリン・ライアン・ハワード

ナッシング・マン (新潮文庫) キャサリン・R・ハワード 新潮社 The Nothing Man Howard, Catherine Ryan Blackstone Publishing 前作が割と面白かったので、こちらも読んでみた。連続殺人犯に家族を皆殺しにされ、一人だけ生き延びた12歳の少女が、大人にな…

ギリシャ悲劇の殺人 アレックス・マイクリーディーズ

ギリシャ悲劇の殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫) アレックス・マイクリーディーズ 早川書房 The Maidens Michaelides, Alex Weidenfeld & Nicolson 前作と比べると評価が低いようだけど、読んでみたらこれも十分面白かった。「サイコセラピスト」のような傑作…

葬送の庭 タナ・フレンチ

葬送の庭 上 (集英社文庫) タナ・フレンチ 集英社 葬送の庭 下 (集英社文庫) タナ・フレンチ 集英社 Faithful Place (Dublin Murder Squad, Book 3) French, Tana Penguin Books Dublin Murder Squad 3作目。これは面白かった!このシリーズはミステリーにし…

わたしの名前を消さないで ジャクリーン・バブリッツ

わたしの名前を消さないで (新潮文庫) ジャクリーン・バブリッツ 新潮社 Before You Knew My Name: A Novel Bublitz, Jacqueline Atria/Emily Bestler Books ニュージーランドの女性作家のデビュー作。殺人事件の被害者の人生に焦点を当てた内容は悪くはない…

あの夏が教えてくれた アレン・エスケンス

あの夏が教えてくれた (創元推理文庫) アレン・エスケンス 東京創元社 Nothing More Dangerous Eskens, Allen Mulholland Books これは期待外れだったなぁ。この作家の既刊はどれも面白くて気に入っていただけに残念。 出版社は"青春ミステリー"と謳っている…

リマインダーズ・オブ・ヒム コリーン・フーヴァー

リマインダーズ・オブ・ヒム あなたの遺したもの コリーン・フーヴァー 二見書房 Reminders of Him: A Novel Hoover, Colleen Montlake ヒロインのカナ(綴りはKennaだからケンナのほうが原語の発音に近いのでは?)は飲酒運転で事故を起こし、その事故で同…

餌食 ジョン・サンドフォード

餌食 (講談社文庫) ジョン サンドフォード 講談社 Certain Prey (The Prey Series Book 10) Sandford, John G.P. Putnam's Sons Lucas Davenport シリーズ10作目 1年くらい前に1作目の「サディスティック・キラー」を読んで、割と面白かったのでもう1冊読…

ロング・プレイス・ロング・タイム ジリアン・マカリスター

ロング・プレイス、ロング・タイム (小学館文庫) ジリアン・マカリスター 小学館 Wrong Place Wrong Time: A Reese's Book Club Pick McAllister, Gillian William Morrow イギリスの作家が書いたタイムトラベル要素のあるミステリーで、アメリカでもベスト…

蜘蛛の巣の罠 ラーシュ・ケプレル

蜘蛛の巣の罠 (上) (扶桑社ミステリー) ラーシュ・ケプレル 扶桑社 蜘蛛の巣の罠 (下) (扶桑社ミステリー) ラーシュ・ケプレル 扶桑社 The Spider: A novel (Killer Instinct Book 9) (English Edition) Kepler, Lars Knopf このシリーズの感想はいつも…

あなたとわたしの夏の旅 エミリー・ヘンリー

あなたとわたしの夏の旅(上) (扶桑社ロマンス) エミリー・ヘンリー 扶桑社 あなたとわたしの夏の旅(下) (扶桑社ロマンス) エミリー・ヘンリー 扶桑社 People We Meet on Vacation Henry, Emily Berkley エミリー・ヘンリーの邦訳2作目。旅行好きでいつ…

書店主フィクリーのものがたり ガブリエル・ゼヴィン

書店主フィクリーのものがたり (早川書房) ガブリエル ゼヴィン 早川書房 The Storied Life of A. J. Fikry: A Novel Zevin, Gabrielle Algonquin Books G・ゼヴィンの2016年本屋大賞翻訳部門受賞作。本屋が主人公の心温まる物語とくれば、そりゃあ受賞する…

扉の中 デニーズ・ミーナ

扉の中 (ハヤカワ・ミステリ 1683) デニーズ ミーナ 早川書房 Garnethill Mina, Denise Vintage Digital 1999年刊行の古いポケミス。デニーズ・ミーナはスコットランドのミステリー作家でこの作品でCWAの新人賞を受賞したとのこと。その後もたくさんの作品を…

内なる罪と光 ジョアン・トンプキンス

内なる罪と光 (ハヤカワ・ミステリ文庫) ジョアン トンプキンス 早川書房 What Comes After: A Novel Tompkins, JoAnne Riverhead Books 2022年のエドガー賞ノミネート作だけど、ミステリーと言うより純文学的な小説だと思う。殺人事件を題材にしてはいるけ…

天国からはじまる物語 ガブリエル・ゼヴィン

天国からはじまる物語 ガブリエル ゼヴィン 理論社 Elsewhere Zevin, Gabrielle Square Fish この作家の最新作「トゥモロー・アンド・トゥモロー~」(→感想) が気に入ったので過去の作品も読んでみた。2005年刊行のYA小説だけど、これは古くても読む価値のあ…

零下18度の棺 ステファン・アーンヘム

刑事ファビアン・リスク 零下18度の棺 (ハーパーBOOKS) ステファン アーンヘム ハーパーコリンズ・ ジャパン Eighteen Below (Fabian Risk Series Book 3) (English Edition) Ahnhem, Stefan Minotaur Books 北欧ミステリー。スウェーデンのミステリー作家は…

死刑執行のノート ダニヤ・クカフカ

死刑執行のノート (集英社文庫) ダニヤ・クカフカ 集英社 Notes on an Execution: A Novel Kukafka, Danya William Morrow Paperbacks 2023年のエドガー賞受賞作だけど、ミステリーというよりは死刑囚の人生を描いたドキュメンタリーのような小説だった。Goo…

監禁面接 ピエール・ルメートル

監禁面接 (文春文庫) ピエール・ルメートル 文藝春秋 Inhuman Resources: NOW A MAJOR NETFLIX SERIES (English Edition) Lemaitre, Pierre MacLehose Press 心理サスペンスというよりアクション映画のようなストーリーだった。意外な展開で驚かせてくれるの…

いきすぎた悪意 サンドラ・ブラウン

いきすぎた悪意 (集英社文庫) サンドラ・ブラウン 集英社 Overkill Brown, Sandra Hodder & Stoughton S・ブラウンの最新作。これは驚愕するほどのどんでん返しはなかったように思うけど、どんでん返しにこだわりすぎて無理のある展開になってしまうと却って…

火星の人 アンディ・ウィアー

火星の人〔新版〕 上 (ハヤカワ文庫SF) アンディ ウィアー 早川書房 火星の人〔新版〕 下 (ハヤカワ文庫SF) アンディ ウィアー 早川書房 The Martian: A Novel Weir, Andy Ballantine Books 映画はだいぶ前に見たけど、小説も読んでおこうかなと。私は普段SF…

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