ロマンス小説感想日記

ロマンス&ミステリー小説感想日記

海外ミステリー、ロマンス小説のブックレビュー

♡Historical

海賊のキスは星空の下で ジュリア・クイン

Rokesbys シリーズ3作目。本作は何とヒロインが私掠船の乗組員に誘拐されて、ポルトガル行きの船に乗せられてしまうというトンデモストーリー。

悪魔は壁の花に恋をする サラ・マクリーン

悪魔は壁の花に恋をする (ライムブックス) サラ・マクリーン 原書房 Wicked and the Wallflower: Bareknuckle Bastards Book 1 MacLean, Sarah Avon 年末はどこの出版社も人気作家を投入してくるので、ロマンス小説も12月はリサ・M・ライスにノーラ・ロバー…

風に向かう花のように カーラ・ケリー

カーラ・ケリーのアメリカン・ヒストリカル。南北戦争後のアメリカ、ワイオミング州のララミー砦で軍医として働く少佐と、夫から虐待を受けて離婚し、新天地へやってきた女性のロマンス。

ジュリア・クイン シリーズ別 作品一覧

ジュリア・クイン シリーズ別 作品一覧

想いはベールに包まれて メアリ・バログ

ヒストリカル・ロマンスで顔に傷のあるヒーローの話なら多いけど、本作は顔に酷いあざのあるヒロインの話。

伯爵の花嫁はサファイアのように輝く アビー・グラインズ

現代もののロマンスで人気の作家がヒストリカルに初挑戦した作品。兄弟と三角関係になるというのが面白そうだと思い読んでみることに。

公爵令嬢と月夜のビースト ロレイン・ヒース

ヒロインのアルシアは公爵令嬢として裕福な生活を送っていたけれど、父親が女王暗殺の策略に加わっていたことが発覚して反逆罪で処刑され、爵位は剥奪、財産は没収、

愛の妖精にくちづけて リサ・クレイパス

リサ・クレイパスはここ数年、年末に刊行される年に一度のお楽しみになっているけれど、期待を裏切らない面白さで一年待つ甲斐があるというものだわね。

遥かな地の約束 カーラ・ケリー

Channel Fleet シリーズ最終作。三姉妹の末っ子ポリーのロマンス。美人な二人の姉に比べ、眼鏡をかけていてぽっちゃり体形の彼女は、自分を醜いアヒルの子のように思っている。

本当の心を抱きしめて メアリ・バログ

Westcottシリーズ2作目。前作ヒロインのアナに振られてしまった画家で美術教師のジョエルがヒーローに。ヒロインは父親が重婚していたことが発覚し、伯爵令嬢から私生児に落ちぶれてしまったカミール。

伯爵と窓際のデビュタント ロレイン・ヒース

Sins of All Seasons シリーズ5作目。L・ヒースは切ないロマンスに定評のある作家だけど、本作はそれほど悲痛な設定ではなく、かなり甘々なラブストーリーだった。

かりそめの婚約 ブリアンナ・ラバスクス

B・ラバスクスは今ではミステリー作家としてかなり人気があるので、このあまり売れなかったデビュー作のヒストリカルロマンスは本人にとっては黒歴史じゃないかと思うけど、翻訳されているのがこれだけというのは皮肉だわね。

公爵夫人のボディガード スカーレット・スコット

公爵の夫が秘密結社に暗殺されヒロインにも危険が迫り、政府がボディガードとして寄越したのが元恋人のヒーローだったというストーリー。

籠のなかの天使 カーラ・ケリー

Channel Fleet 3部作の2作目。ヒロインのローラは未亡人。海軍の艦長と結婚している異母妹に会いに行き、海軍の外科医であるフィレモンと出会う。

愛がふたたび始まるならば サラ・マクリーン

Scndal & Scoudrel シリーズ3作目。このヒーローは「不埒な侯爵と甘い旅路を」でヒロインの妹に池に突き落とされていた公爵で、浮気者の最低男として描かれていたので、主役となった本作でどう挽回するのか興味津々。既刊で嫌な奴だったほど改心するインパ…

恋に気づかない公爵 ジェイン・アシュフォード

The Duke's Estateシリーズ1作目。これといって特筆すべきところのない普通のヒストリカルロマンス。

求婚されなかった花嫁 エラ・クイン

兄弟姉妹がやたらと多いワーシントン一族のシリーズ。特別目新しいものはないけど楽しく読めるヒストリカル。

誓いの口づけはヴェールの下で アマンダ・クイック

この作者の初期のヒストリカルで幻の名作だそうな。A・クイックは5~6冊は読んでいるけど、お転婆なヒロインがヒーローを振り回すのが定番で、キャラクターも毎回そっくりだし、パターンが出来上がっているわね。

恋の始まりはやむを得ない結婚から アドリエンヌ・バッソ

すんなり読めてこれといって悪いところのないストーリーで、主役カップルの好感度も高く、万人受けするロマンスだと思う。あまり期待せずに読んだら意外と面白かった

カサンドラを探して リサ・クレイパス

シリーズ6作目はレイヴネル家の双子の片割れのカサンドラと鉄道会社経営者のトム・セヴェリンのロマンス。

見知らぬ伯爵への求婚 アナ・ベネット

kindle unlimitedに入っていたので読んでみた。可愛らしいヒロインと貧乏だけど魅力的なヒーローの楽しいロマンスだけど、ちょっと設定に無理があるような・・。

嘘の口づけを真実に ミーア・ヴィンシー

M・ヴィンシーは前作が良かったので期待して読んでみた。ヒストリカルロマンスは次々と新しい作家が翻訳される割に当たりが少ない気がするけど、この作者はなかなかの実力派だと思う。今作も期待を裏切らない素敵なロマンスだった。

壁の花のクリスマス リンゼイ・サンズ

3話収録のクリスマス短編集。1999年~2000年の作品でかなり初期に書かれたものだけど、あまり作風が変わらない作家なので、いつもどおりのユーモア溢れるロマンスだった。

公爵に囚われた一週間 キャロライン・リンデン

キャロライン・リンデンは自分にとっては当たり外れのある作家なのでどうかなあと思いつつ、久しぶりの新作なので期待を込めて読んでみた。ものすごくドラマティックというわけではないけれど、起伏のあるストーリーで最後まで中だるみなく楽しく読めた

愛を知らない君へ メアリ・バログ

Westcottシリーズ1作目 新シリーズの第一弾だから、ウェスコット一族のメンバーが顔見せ的にぞろぞろ出てきて登場人物多めだけど、いつもどおりのメアリ・バログで心温まる素敵なロマンスだった。

野獣と呼ばれた公爵の花嫁 アマリー・ハワード

この作者は元々ヤングアダルト向けのファンタジーを書いていて、他の作家と共著でヒストリカルロマンスを何作か出した後、単独で書いたこの作品で人気が出たようで、そこそこキャリアのある作家らしい。読んでみると確かに新人作家のような粗さはなくこなれ…

危険な愛にほだされて エリザベス・ホイト

Greycourtシリーズの2作目がやっと出た!ヒロインは残忍な叔父の公爵に彼の部下として働いている貧民街出身の野蛮な男性との結婚を強要される。自分がしなければ妹が結婚させられてしまうので、妹を守るために仕方なく承諾する。

屋根裏の男爵令嬢 カーラ・ケリー

ヒロインは男爵令嬢だけど、父親が財産を使い果たし借金を残して亡くなり、屋敷を売り払ってパン屋に住み込みで働くことに。そしてパン屋の常連客の侯爵の遺言でダートムーア刑務所に戦争捕虜として捕らえられているアメリカ人の身元引受人になってしまう。

運命の扉をあけて スーザン・イーノック

これはScandalous Highlandersシリーズの2作目。全4作のシリーズなのに不評だったのか2作しか翻訳されていないのね。読んでみると確かにあまり面白くないな・・・。イングランドへやってきたハイランダーのヒーローが敵対する氏族のレディと恋に落ちると…

ハイランダー戦士の結婚条件 リンゼイ・サンズ

Highland Brides シリーズ7作目。ブキャナン兄弟が続々と結婚してどんどん親戚が増えている。いつもどおり何故か命を狙われていて何度も殺されそうになるヒロインと彼女を守ろうとするヒーローのロマンス。

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