Mystery
すべての罪は血を流す(ハーパーBOOKS) S・A コスビー ハーパーコリンズ・ジャパン All The Sinners Bleed Cosby, S. A. Headline S.A. コスビーは評価の高い作家だけど、ノワール系は苦手なので前の2作には食指が動かず読んでいなかったのよね。この最新…
奇妙な絵 ジェイソン レクーラック 早川書房 Hidden Pictures: A Novel Rekulak, Jason Flatiron Books J・レクーラックはこのオカルト系ミステリーの「奇妙な絵」でブレイクした作家だけど、新作の"The Last One at the Wedding"も各所で2024年のBest Myste…
遭難信号 (創元推理文庫) キャサリン・ライアン・ハワード 東京創元社 Distress Signals Howard, Catherine Ryan Corvus この作家の「56日間」と「ナッシング・マン」がそこそこ面白かったので、未読だったデビュー作の「遭難信号」も読んでみることに。ミス…
鬼火(上) (講談社文庫) マイクル・コナリー 講談社 鬼火(下) (講談社文庫) マイクル・コナリー 講談社 > The Night Fire (A Renée Ballard and Harry Bosch Novel Book 2) Connelly, Michael Little, Brown and Company ボッシュが新人の頃に指導してくれた…
インフルエンサーの原罪 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫) ジャネル・ブラウン 早川書房 インフルエンサーの原罪 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫) ジャネル・ブラウン 早川書房 Pretty Things: A Novel Brown, Janelle Random House 面白かった!上巻を読んでいる段…
喪失 (ハヤカワ・ミステリ) モー・ヘイダー 早川書房 Gone (Jack Caffery Book 5) Hayder, Mo Transworld Digital キャフェリー警部シリーズ5作目。1作目ではロンドン警視庁にいたキャフェリーが、この5作目ではブリストルの重大犯罪捜査隊の所属になって…
正義の弧(上) (講談社文庫) マイクル・コナリー 講談社 正義の弧(下) (講談社文庫) マイクル・コナリー 講談社 「復活の歩み」の冒頭でミッキーが釈放させた冤罪の服役囚のことが気になったので、遡ってこちらも読んでみた。レネイ・バラードのシリーズは「…
復活の歩み リンカーン弁護士(上) (講談社文庫) マイクル・コナリー 講談社 復活の歩み リンカーン弁護士(下) (講談社文庫) マイクル・コナリー 講談社 Resurrection Walk (A Lincoln Lawyer Novel Book 7) Connelly, Michael Little, Brown and Company リ…
死を啼く鳥 (ハルキ文庫) モー ヘイダー 角川春樹事務所 Birdman: A Novel (Jack Caffrey) Hayder, Mo HarperCollins キャフェリー警部シリーズ1作目。原書が1999年、翻訳が2002年刊行の古いミステリー。モー・ヘイダーはカリン・スローターのお気に入りの…
ゴーイング・ゼロ (小学館文庫) アンソニー・マクカーテン 小学館 Going Zero McCarten, Anthony Macmillan CIAとIT企業の共同事業で、犯罪者追跡システムの実用化のための実証実験を行うことになり、一般の応募者から選ばれた10名の参加者が、政府機関の追…
エイリアス・エマ (集英社文庫) エイヴァ・グラス 集英社 Alias Emma: A Novel Glass, Ava Bantam 可もなく不可もなくという印象のスパイもの。短くまとまっていてテンポ良く読めるけれど、謎解き要素もほとんどなく、あまり意外性のないストーリーで、特別…
ボタニストの殺人 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫) M・W・クレイヴン 早川書房 ボタニストの殺人 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫) M・W・クレイヴン 早川書房 The Botanist (Washington Poe Book 5) Craven, M. W. Constable 前作がシリーズ最高の出来だと思ってい…
邪悪なる大蛇 ピエール・ルメートル 文藝春秋 Going to the Dogs (English Edition) Lemaitre, Pierre Mountain Leopard Press この作家が1985年に初めて書いた小説だそうで、出版社に送ることもなく、ずっと引き出しの中で眠っていた原稿を今になって刊行し…
サリー・ダイヤモンドの数奇な人生 (ハーパーBOOKS) リズ・ニュージェント ハーパーコリンズ・ジャパン Strange Sally Diamond Nugent, Liz Sandycove リズ・ニュージェントはアイルランドの作家だそうで、このストーリーは、同じアイルランドのベストセラー…
ほんとうの名前は教えない (創元推理文庫) アシュリィ・エルストン 東京創元社 First Lie Wins: Reese's Book Club Pick (A Novel) Elston, Ashley Pamela Dorman Books 面白かった!これは東京創元社がいつも出すタイプのミステリーとは若干毛色が違うよう…
この小説は「ディスクレーマー」のタイトルでドラマ化されてApple TV+で10月配信予定。
ぼくの家族はみんな誰かを殺してる (ハーパーBOOKS) ベンジャミン・スティーヴンソン ハーパーコリンズ・ジャパン Everyone In My Family Has Killed Someone Stevenson, Benjamin Penguin オーストラリアのミステリー作家の出世作。先の読めないストーリー…
白薔薇殺人事件 (創元推理文庫) クリスティン・ペリン 東京創元社 How to Solve Your Own Murder: A Novel (Castle Knoll Files Book 1) Perrin, Kristen Dutton ミステリー作家志望の若い女性が大叔母の死の謎を解くストーリー。登場人物が多く展開がスロー…
無罪 INNOCENT スコット トゥロー 文藝春秋 Innocent (Presumed Innocent Book 2) Turow, Scott Grand Central Publishing Apple TV+ のドラマ「推定無罪」を毎週楽しみに見ていたのだけれど終わってしまった。ハリソン・フォード主演の映画版は昔見たけど細…
この密やかな森の奥で (二見文庫) キミ・カニンガム・グラント 二見書房 These Silent Woods: A Novel Grant, Kimi Cunningham Minotaur Books 純文学的なミステリー。二見文庫さんはジャンルをロマンスからミステリーに転向したけどうまくいかなかったのか…
暗闇のサラ (ハーパーBOOKS) カリン スローター ハーパーコリンズ・ジャパン After That Night: A Will Trent Thriller Slaughter, Karin William Morrow Will Trent 11作目。サラが15年前にレイプされた事件の真相が!サラの過去の事件については既に犯人も…
スクリーム 〈ウィル・トレント〉シリーズ (ハーパーBOOKS) カリン スローター ハーパーコリンズ・ジャパン The Silent Wife: A Novel (Will Trent Book 10) Slaughter, Karin William Morrow Will Trent 10作目。サラの亡くなった夫ジェフリーが過去に担当…
恐怖を失った男 (ハヤカワ文庫NV) M・W・クレイヴン 早川書房 Fearless Craven, M. W. Constable この作家は気に入っているのだけど、新シリーズはジャック・リーチャーのようなアクションものということで、これまでとは作風が違うようなのでどうかなあと…
殺人者養成学校 (ハヤカワ・ミステリ) ルパート・ホームズ 早川書房 Murder Your Employer: The McMasters Guide to Homicide Holmes, Rupert Avid Reader Press / Simon & Schuster この原書が少し前にNY timesのベストセラーリストに入っているのを見て気…
身代りの女 (新潮文庫) シャロン・ボルトン 新潮社 The Pact Bolton, Sharon Trapeze 学生時代に犯した悪事が大人になって暴かれそうになり事件が起きるというパターンは、ミステリーでは割とよくあるけど(最近では「あの夜、わたしたちの罪」とか)ここま…
破滅のループ (ハーパーBOOKS) カリン スローター ハーパーコリンズ・ジャパン The Last Widow: A Will Trent Thriller Slaughter, Karin William Morrow Will Trent 9作目。国内のテロ組織に拉致されたサラを救うためにウィルが奔走するストーリー。こうい…
贖いのリミット (ハーパーBOOKS) カリン・スローター ハーパーコリンズ・ジャパン The Kept Woman: A Will Trent Thriller Slaughter, Karin William Morrow ウィル・トレント 8作目。ウィルの妻アンジーが主役のストーリー。アンジーは前作のレナ・アダムス…
グッド・バッド・ガール (創元推理文庫) アリス・フィーニー 東京創元社 Good Bad Girl: A Novel (English Edition) Feeney, Alice Flatiron Books アリス・フィーニーの最新作。前作は夫婦関係がテーマのミステリーだったけど、今作は母と娘の関係がテーマ…
ブラック&ホワイト (ハーパーBOOKS) カリン スローター ハーパーコリンズ・ジャパン Unseen: Will Trent Slaughter, Karin Dell Will Trent 7作目 このシリーズはどんどん面白くなっていくわね~。今作はウィルが潜入捜査で前科者に扮して悪党に近づき、かな…
罪人のカルマ (ハーパーBOOKS) カリン・スローター ハーパーコリンズ・ジャパン Criminal: A Novel (Will Trent) Slaughter, Karin Delacorte Press Will Trent 6作目 ウィルの過去が明らかになる内容でとても面白かった。アマンダが担当した過去の事件と現…