Mystery
蜘蛛の巣の罠 (上) (扶桑社ミステリー) ラーシュ・ケプレル 扶桑社 蜘蛛の巣の罠 (下) (扶桑社ミステリー) ラーシュ・ケプレル 扶桑社 The Spider: A novel (Killer Instinct Book 9) (English Edition) Kepler, Lars Knopf このシリーズの感想はいつも…
書店主フィクリーのものがたり (早川書房) ガブリエル ゼヴィン 早川書房 The Storied Life of A. J. Fikry: A Novel Zevin, Gabrielle Algonquin Books G・ゼヴィンの2016年本屋大賞翻訳部門受賞作。本屋が主人公の心温まる物語とくれば、そりゃあ受賞する…
扉の中 (ハヤカワ・ミステリ 1683) デニーズ ミーナ 早川書房 Garnethill Mina, Denise Vintage Digital 1999年刊行の古いポケミス。デニーズ・ミーナはスコットランドのミステリー作家でこの作品でCWAの新人賞を受賞したとのこと。その後もたくさんの作品を…
内なる罪と光 (ハヤカワ・ミステリ文庫) ジョアン トンプキンス 早川書房 What Comes After: A Novel Tompkins, JoAnne Riverhead Books 2022年のエドガー賞ノミネート作だけど、ミステリーと言うより純文学的な小説だと思う。殺人事件を題材にしてはいるけ…
刑事ファビアン・リスク 零下18度の棺 (ハーパーBOOKS) ステファン アーンヘム ハーパーコリンズ・ ジャパン Eighteen Below (Fabian Risk Series Book 3) (English Edition) Ahnhem, Stefan Minotaur Books 北欧ミステリー。スウェーデンのミステリー作家は…
死刑執行のノート (集英社文庫) ダニヤ・クカフカ 集英社 Notes on an Execution: A Novel Kukafka, Danya William Morrow Paperbacks 2023年のエドガー賞受賞作だけど、ミステリーというよりは死刑囚の人生を描いたドキュメンタリーのような小説だった。Goo…
監禁面接 (文春文庫) ピエール・ルメートル 文藝春秋 Inhuman Resources: NOW A MAJOR NETFLIX SERIES (English Edition) Lemaitre, Pierre MacLehose Press 心理サスペンスというよりアクション映画のようなストーリーだった。意外な展開で驚かせてくれるの…
火星の人〔新版〕 上 (ハヤカワ文庫SF) アンディ ウィアー 早川書房 火星の人〔新版〕 下 (ハヤカワ文庫SF) アンディ ウィアー 早川書房 The Martian: A Novel Weir, Andy Ballantine Books 映画はだいぶ前に見たけど、小説も読んでおこうかなと。私は普段SF…
禍根(上) (講談社文庫) パトリシア・コーンウェル 講談社 禍根(下) (講談社文庫) パトリシア・コーンウェル 講談社 Autopsy (Kay Scarpetta Book 25) Cornwell, Patricia William Morrow スカーペッタ シリーズの5年ぶりの新作。5年も間があいたのは作者が…
処刑台広場の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫) マーティン エドワーズ 早川書房 Gallows Court (Rachel Savernake Book 1) Edwards, Martin Head of Zeus "このミステリーがすごい!"で3位に入っていたので、きっと凄いどんでん返しがあるに違いないと思い読んで…
A Good Girl's Guide to Murder シリーズの短編。原書は2作目と3作目の間に刊行されていて、1作目の前日譚にあたるストーリー
よくあるミリタリー・サスペンスで、特別目新しいところはないけれど、読みやすく面白かった。
黒い錠剤 スウェーデン国家警察ファイル (ハヤカワ・ミステリ) パスカル エングマン 早川書房 Femicide (Vanessa Frank Book 1) (English Edition) Engman, Pascal Legend Press 初邦訳のスウェーデン人作家。これはVanessa Frankシリーズの2作目だけど1作…
これはP・ルメートルの初期の作品で、「その女、アレックス」の原点と言われているらしい。
子供の頃、森の中で一人で暮していたところを保護されたワイルドが、DNA鑑定のサイトで親を探し始めたことをきっかけに、予想外の事件に巻き込まれていくというストーリー。
B・メイヤーは90年代に硬派な軍事サスペンスで人気があった作家らしい。これは2008年刊行の女性2人が活躍するスパイ・アクションもので、割と面白かった。
ドラマ化されてprime videoで最近配信が始まったばかりの「治療島」。セバスチャン・フィツェックは以前「座席ナンバー7Aの恐怖 」を読んで割と面白かったので、ドラマを見るのではなく小説のほうを読んでみた。
悪くはなかったけど前作のほうが良かったな。前作は、殺し屋と間違えられたヒロインが思いがけず事件に巻き込まれ、とんでもない状況に陥って右往左往するのが面白かったけど、
このシリーズは1作目が刊行されたのが1992年だから、若い人は知らないかもしれないけれど、当時とても人気があって翻訳ミステリー好きな人はみんな読んでいた。
Monkeewrench 3作目。1作目の登場人物が勢ぞろいしていて、ミネアポリス市警の刑事たちだけでなく、ウィスコンシンの保安官事務所の面々も出てきて面白かった。
これはピューリッツァー賞を取った超ベストセラー小説で、Netflixがドラマ化したというので興味が沸いて読んでみた。
Tommy Bergmann シリーズ2作目。kindle unlimitedに入っていたので読んでみた。
犯罪実話を題材にしたノンフィクションを書いている女性作家のワイリーが主人公で、20年前の殺人事件について執筆するため、犯罪現場だった空き家を借りて滞在していると、雪の中、庭に倒れている男の子を発見し・・・というストーリー。
これはミステリーなんだろうか?? 300頁足らずの短い小説で、純文学が好きな人には面白いかもしれないけど、ミステリーだと思って読むと何か違う。
Washington Poe シリーズ4作目 700頁超えでシリーズ最長だけど、これまでで一番面白かった。
ドイツの新人作家のミステリー。ドラマ化されて最近Netflixで配信が始まったばかりで、私は見ていないけどドラマの評判も良いみたい。
ラブコメっぽいコージーミステリーで、美人なヒロインがイケメン2人と三角関係になる展開が楽しかったし、ドイツに機密文書を渡そうとしているスパイを阻止するサスペンスも面白かった。
これは評判通りの傑作だった。「拳銃使いの娘」や「父を撃った12の銃弾」と似たようなテイストだけど、それらよりも本作のほうが面白かった。
M・ビュッシは、叙述トリックで読者をあっと言わせるタイプの作家なので、ネタバレせずに感想を書くのが難しい。
これは全く面白くなかった。頭のネジが外れた女のわけのわからないモノローグを延々と読まされた上に、最後まで読んでもオチがない。