♡Suspense
スローンはもう手遅れだから コリーン・フーヴァー 二見書房 Too Late: Definitive Edition Hoover, Colleen Grand Central Publishing この原書は元々Wattpadで一章ずつ連載する形で公開していたそうで、時期的には "It ends with us" の少し前に書かれたも…
いまはただ瞳を閉じて (mirabooks) ローリー フォスター ハーパーコリンズ・ジャパン No Holding Back: A Novel (The McKenzies of Ridge Trail Book 1) Foster, Lori HQN Books 以下の感想はかなりネタバレしていますのでご注意を この原書の情報を漁ってい…
いきすぎた悪意 (集英社文庫) サンドラ・ブラウン 集英社 Overkill Brown, Sandra Hodder & Stoughton S・ブラウンの最新作。これは驚愕するほどのどんでん返しはなかったように思うけど、どんでん返しにこだわりすぎて無理のある展開になってしまうと却って…
ミッドナイトシリーズ最新作。ヒロインは優れた頭脳を持つコンピューターの達人で、ヒーローは陰謀に巻き込まれた彼女を守るASI社のエージェント。
Kendra Michaels 4作目。シリーズ中、これが一番良かった。ケンドラの目を治療した医師が拉致される事件が起き、彼を救出するためにケンドラが奔走するストーリー。
ケンドラ・マイケルズ 3作目。ヒロインのケンドラがイヴ・ダンカンと友達というのは既出だけど、本作にはイヴの姉のベスが登場していた。イヴに姉なんていたっけ?
ケンドラ・マイケルズ 2作目。生まれつき盲目で20歳の時に手術で視力を得たため、聴覚や嗅覚や触覚が異様に鋭い音楽療法士のケンドラが、その能力で犯罪捜査に協力し事件を解決に導くシリーズ。
ミッドナイト シリーズ最新作。またもや国家の危機レベルのすごい陰謀に巻き込まれたヒロインを助けるべく遣わされたヒーローが彼女と熱烈な恋に落ちる
ヒーローは "天使の顔をした殺人者" と言われていて、超イケメンだけど冷酷さはハンパない。殺しは日常茶飯事で、銃で人を撃ちまくっている
父の失踪の謎を解明するため故郷に帰ってきたヒロインと、彼女を危険から守ろうとする謎めいたヒーローのロマンスが素敵で、ストーリーも意外性があり良かった。
リサ・M・ライス最新作~と思いきや、過去作にこれと似た話があったよね??似ているというかほとんど同じ設定でそっくりにも程がある!と思ったらやはり過去の短編を大幅に加筆、改稿したリニューアルバージョンだった。
The Hellbound Brotherhood シリーズ最終作。トラスク兄弟の三男メースとウィルス学者のケイトのロマンス。
連続殺人犯を追うFBI捜査官のドレックスが、遂に犯人と思われる男を発見すると、彼は結婚していて、若く美しい妻がいた。彼女は共犯者なのか、それとも殺人犯の次の犠牲者なのか・・・というストーリー。
S・ブラウンの14年位前のロマサス。これはあらすじを読んだ限りでは設定が微妙な気がして、長いこと積んだままになっていたのよね。
弟が大物詐欺師と一緒に働いているために、命を狙われ殺し屋を差し向けられてしまったヒロイン。ところがその殺し屋は何故か相棒を殺し、彼女を攫って逃走する。
The Hellbound Brotherhood 4作目。カルト集団で育った3兄弟のシリーズだけど、本作は兄弟の友人のネイトがヒーローで、何者かに命を狙われ逃亡中のエリサがヒロイン。
The Insiders3部作の1作目。ヒロインが映像記憶能力のある天才ハッカーだというから壮大な陰謀を描いたサスペンスなのかと思ったけど、サスペンスというよりは金持ち一族の内輪もめみたいな話だったな。
The Hellbound Brotherhood 3作目。カルト集団の中で育った3兄弟のロマンスを描くシリーズ。本作は兄弟の幼馴染で15歳の時にカルト集団から逃げ出したフィオナと、3兄弟の長男アントンが主役。
ノーラ・ロバーツの初期のロマサス。原書が1988年刊行のかなり古い作品だけど最近Netflixが映像化して話題になっているので読んでみた。RITA賞の前身のGolden Medalion賞も受賞しているし
軽く読めるロマンティック・ミステリー。ホテル・チェーン経営者のヒロインと、彼女のホテルの警備コンサルタントをしているヒーローのロマンス。
本作のヒロインはテレビのレポーターで、昔ホテルの爆破事件で人々を救い国民的英雄となった元陸軍少佐にインタビューするためにやってきて、少佐の息子のヒーローと出会う。
前作が気になるところで終わっていたので続きを待っていた。だいたい予想通りの展開だったけれど、事件の解決は持ち越しで次作に続くのか。これはシリーズ全作出してもらいたいわね。
Taylor Jacksonシリーズ2作目。凄惨な連続殺人の捜査の合間にヒロインが結婚式の準備をしているのがちょっとちぐはぐな気もしたけど面白かった。
ノーラ・ロバーツって本当に多作な作家だよねぇ。ここ数年はイヴ&ロークを年に2冊、ノンシリーズの長編を1冊、パラノーマルのシリーズものを1冊という感じで、年間4冊きっちり書いている。このクラスの作家でそんなに書いてる人ってあまりいないと思う…
この作者のよくあるパターンで、田舎町に住んでいるヒッピー風の変わり者ヒロインに、一族のはみ出し者で経営コンサルタントのヒーロー、ヒロインが何者かに脅迫されるサスペンス・・どこかで読んだ気がする要素の詰め合わせという感じ。
この作者の既刊のマクラウド兄弟シリーズはものすごく分厚くてボリューム満点だったけど、これは280頁しかなくて薄いなあ・・・と思ったら、1冊では完結しなくて続きがあるのね。
二転三転するサスペンスに、才色兼備なヒロインと型破りなヒーローのロマンスがいかにもサンドラ・ブラウンという感じで、グイグイ読ませるストーリーはロマサスの女王と言われるだけのことはある。
この作者はそれほど売れてる作家でもなさそうだから、あまり期待せずに読んだけど、それにしても・・これはかなり残念な作品だと思う。
ヒロインは確かにガッツのある女性で、大変な困難を一人で乗り越えて偉いと思う。綺麗にまとまっていて読みやすいストーリー。
これは数年前に刊行されたものだけど、最近の作品の中では評価の高い人気作みたい。正体不明の危険なヒーローに惹かれるヒロインという、前に読んだことあるようなおなじみのシチュエーション。