ロマンス小説感想日記

ロマンス小説感想日記

海外ロマンス小説、翻訳ミステリーのブックレビュー

ブックレビュー

伯爵と窓際のデビュタント ロレイン・ヒース

Sins of All Seasons シリーズ5作目。L・ヒースは切ないロマンスに定評のある作家だけど、本作はそれほど悲痛な設定ではなく、かなり甘々なラブストーリーだった。

欺きの仮面 サンドラ・ブラウン

連続殺人犯を追うFBI捜査官のドレックスが、遂に犯人と思われる男を発見すると、彼は結婚していて、若く美しい妻がいた。彼女は共犯者なのか、それとも殺人犯の次の犠牲者なのか・・・というストーリー。

魔術師の匣 カミラ・レックバリ ヘンリック・フェキセウス

上下巻で800頁という凄いボリューム。2人で書いてると長くなるんだろうか?女刑事とメンタリストがタッグを組んで難事件に挑むミステリーだというから面白そうだと思い読んでみた

窓際のスパイ ミック・ヘロン

イギリスの作家が書いたスパイもので、派手さはないけどアクションよりもサスペンス重視のストーリーが自分の好みに合っていて面白かった。

堕ちた刃 サンドラ・ブラウン

S・ブラウンの14年位前のロマサス。これはあらすじを読んだ限りでは設定が微妙な気がして、長いこと積んだままになっていたのよね。

優等生は探偵に向かない ホリー・ジャクソン

Good Girl's Guide to Murder 2作目。前作の後日譚的なエピソードから始まり、登場人物も共通しているので1作目から読むのがおすすめ。

かりそめの婚約 ブリアンナ・ラバスクス

B・ラバスクスは今ではミステリー作家としてかなり人気があるので、このあまり売れなかったデビュー作のヒストリカルロマンスは本人にとっては黒歴史じゃないかと思うけど、翻訳されているのがこれだけというのは皮肉だわね。

ジェイコブを守るため ウィリアム・ランディ

2013年刊行の法廷サスペンスで、2020年にドラマ化されAppleTV+で配信中。これは傑作と言っていいと思う。

時間旅行者のキャンディボックス ケイト・マスカレナス

原題は"The Psychology of Time Travel"で、タイムトラベラーの心理に焦点を当てた異色のストーリー。可愛らしい日本語タイトルは内容と合っておらず、鬱屈とした雰囲気のタイムトラベルSF+殺人ミステリーだった。

弁護士ダニエル・ローリンズ ヴィクター・メソス

麻薬の売買で逮捕された知的障害のある黒人の少年テディの弁護をすることになったダニエルは、どう見ても濡れ衣なのに有罪にしようと躍起になっている検察官と意地の悪い裁判官を相手に無罪を勝ち取るために奔走する。

歴史は不運の繰り返し ジョディ・テイラー

タイムトラベルものだけど、ややこしい設定はなくSFをあまり読まない私のような読者でもスラスラ読めてとても面白かった。ロマンスもあるし女性におすすめだと思う。

公爵夫人のボディガード スカーレット・スコット

公爵の夫が秘密結社に暗殺されヒロインにも危険が迫り、政府がボディガードとして寄越したのが元恋人のヒーローだったというストーリー。

オリジン ダン・ブラウン

この「オリジン」は「ダ・ヴィンチ~」の頃のような画期的な面白さではなかったように思うけど、深淵なテーマをわかりやすくエンタメとして読ませる手腕は流石で、相変わらずのページターナーだった。

最後の審判 ロバート・ベイリー

シリーズ最終作は、復讐に取り憑かれて次々と人を殺しまくる殺し屋に、癌を患った老弁護士のトムが立ち向かうストーリー。

父を撃った12の銃弾 ハンナ・ティンティ

幼い頃に母親を亡くしたルーは父親と2人で各地を転々としながら暮らしていた。ルーが12歳の時、父親のホーリーは娘に安定した生活を送らせるため、亡くなった妻の故郷の町に定住し漁師の仕事を始める。

パーキングエリア テイラー・アダムス

映画化もされている人気作らしいので期待して読んでみたけど、あまり面白くなかった。単純なストーリーで捻りが足りないし、キャラクターの描写も表面的

偽りの眼 カリン・スローター

K・スローターの最新作。この作者の既刊は「プリティ・ガール」と「グッド・ドーター」しか読んでいないけど、本作はそれらよりもストーリーが自分の好みに合っていて、これまでで一番気に入った。

ラスト・トライアル ロバート・ベイリー

McMurtrie and Drake 3作目。1作目で有罪になった運送会社の社長が仮釈放になって出所した途端に射殺される。容疑者となった女性の14歳の娘は母親を助けたい一心でマクマートリー教授の元を訪れる。少女の熱意にほだされ、教授は弁護を引き受けることに。

黒と白のはざま ロバート・ベイリー

ボーは5歳の時に父親が白人至上主義団体KKKのメンバーによって殺されるのを見たが、黒人の少年の証言だけでは警察は何もしてくれなかった。そして45年後の父の命日に当時の事件の首謀者が殺害され、ボーが冤罪で逮捕される。

彼は彼女の顔が見えない アリス・フィーニー

結婚生活が暗礁に乗り上げ、関係を修復するためスコットランドのチャペルへ週末旅行に出かける夫婦が主人公のミステリー。

ミレニアム6 死すべき女 ダヴィド・ラーゲルクランツ

シリーズ最終作にしてはいまひとつだったなあ。ホームレスの男性の不審死が思いもよらない事件に繋がっていく流れは意外性に富んでいて、エベレストで実際に何が起きたのだろうと興味を掻き立てられた

ザ・プロフェッサー ロバート・ベイリー

翻訳小説はシリーズものでも途中で刊行が止まってしまうことが多いけど、これは全4作が刊行済みで人気があるようなので、きっと面白いだろうと思い読んでみた。68歳のロースクールの教授トム・マクマートリーが主人公の法廷サスペンス

偽のプリンセスと糸車の呪い シャンナ・スウェンドソン

可愛いお話で面白かったけど、ヤングアダルトというよりミドルグレード向けと言ってもいいくらいの内容で、頁数も少なめだし若干の物足りなさはあった。

ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 ダヴィド・ラーゲルクランツ

ラーゲルクランツさんのミレニアムも2作目で筆が乗ってきたのか、前作より面白かった。リスベットがいきなり刑務所に入っていて、

籠のなかの天使 カーラ・ケリー

Channel Fleet 3部作の2作目。ヒロインのローラは未亡人。海軍の艦長と結婚している異母妹に会いに行き、海軍の外科医であるフィレモンと出会う。

ボーイズクラブの掟 エリカ・カッツ

可愛いイラストの表紙には似つかわしくない暗めの内容で、名門大学のロースクールを出て一流の法律事務所に就職したヒロインが、高額の年収やステータスに魅せられ必死で働くうちに、

ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 ダヴィド・ラーゲルクランツ

この作者はラーソンの書いた3部作をかなり研究したそうで、キャラクターが別人みたいになっていることもなく、あまり違和感なく読めた。

愛がふたたび始まるならば サラ・マクリーン

Scndal & Scoudrel シリーズ3作目。このヒーローは「不埒な侯爵と甘い旅路を」でヒロインの妹に池に突き落とされていた公爵で、浮気者の最低男として描かれていたので、主役となった本作でどう挽回するのか興味津々。既刊で嫌な奴だったほど改心するインパ…

二流小説家 デイヴィッド・ゴードン

この作者は日本での評価がやけに高く、本作は色んなミステリーのランキングで1位になっている。

ザ・ポエット マイクル・コナリー

Jack McEvoyシリーズ1作目。読むのが2→3→1の順になってしまったけど、やはりこれが一番面白かった。主人公のジャックは本作ではまだ30代。刑事をしている双子の兄のショーンが自殺し、新聞記者のジャックはそのことを記事に書こうと調べているうちに、実…

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