ロマンス小説感想日記

ロマンス小説感想日記

海外ロマンス小説、翻訳ミステリーのブックレビュー

危険な愛にほだされて エリザベス・ホイト

Greycourtシリーズの2作目がやっと出た!ヒロインは残忍な叔父の公爵に彼の部下として働いている貧民街出身の野蛮な男性との結婚を強要される。自分がしなければ妹が結婚させられてしまうので、妹を守るために仕方なく承諾する。

階上の妻 レイチェル・ホーキンズ

ジェーン・エアを改作したサスペンスということで原書も話題になっていたし、興味があったので読んでみた。

クイーンズ・ギャンビット ウォルター・テヴィス

ゴールデン・グローブ賞も受賞したNetflixの大ヒットドラマの原作小説。孤児の少女がチェスの世界でトップを目指して上りつめていく姿を描いている。チェスのことがわからなくても十分楽しめる内容で面白かった。

見知らぬ人 エリー・グリフィス

出版社イチオシの傑作ミステリーだそうで。確かに犯人はなかなか見抜けない意外な人物だったし、作中作をうまく殺人事件に絡めて書いていて上手い作家なんだと思う。

夜明けまで離さない シャノン・マッケナ

前作が気になるところで終わっていたので続きを待っていた。だいたい予想通りの展開だったけれど、事件の解決は持ち越しで次作に続くのか。これはシリーズ全作出してもらいたいわね。

すべてのドアを鎖せ ライリー・セイガー

ヒロインは、リストラで仕事をクビになったその日に同棲中のボーイフレンドの浮気が発覚。一緒に住むのは耐えられないので彼の家から出ていくことに。仕事も恋人も失って住むところもないという人生どん底状態で、ある求人広告を見つけ藁にすがる思いで応募…

ボーイフレンド演じます アレクシス・ホール

主人公のルークは慈善団体で働いている普通の男性だけど、両親がそこそこ有名なミュージシャンだからパパラッチの標的にされていて、スキャンダラスな写真を撮られたせいで職場をクビになりかけている。そこできちんとした男性と真面目な付き合いをしている…

殺人ゲーム レイチェル・アボット

Stephanie Kingシリーズ2作目(1作目は未訳)。特別すごいところはないけれど、そこそこ面白かった。屋敷に招かれた客の中で誰が犯人なのかを推理する、アガサ・クリスティー風のオーソドックスなミステリー。

道化の館 タナ・フレンチ

本作はDublin Murder Squadの2作目。ミステリーのシリーズもので毎回主人公が変わるのって珍しいな。前作「悪意の森」の主人公のロブは、ヘタレだけど憎めなくて結構好きだったのに「道化の館」には残念ながら出ていなくて、代わりに彼の相棒だったキャシー…

ヴァージンリバー ロビン・カー

ベストセラー作家だけあってなかなかのクオリティで面白かった。夫を亡くして悲しみに打ちひしがれているヒロインが再び愛を見つける展開が感動的だし、ヒーローはローリー・フォスターが書きそうな元軍人のバー経営者で優しくて素敵。

屋根裏の男爵令嬢 カーラ・ケリー

ヒロインは男爵令嬢だけど、父親が財産を使い果たし借金を残して亡くなり、屋敷を売り払ってパン屋に住み込みで働くことに。そしてパン屋の常連客の侯爵の遺言でダートムーア刑務所に戦争捕虜として捕らえられているアメリカ人の身元引受人になってしまう。

唇が嘘を重ねる ジェイムズ・シーゲル

冴えない中年のオジサンが美女と出会って不倫したらとんでもない罠だったというお話。無駄にグロくていかにもB級サスペンスという感じだけど、読み始めたら止まらないスピード感のあるストーリー。

紅の眠り J・T・エリソン

Taylor Jacksonシリーズ2作目。凄惨な連続殺人の捜査の合間にヒロインが結婚式の準備をしているのがちょっとちぐはぐな気もしたけど面白かった。

2021年9月 ロマンス小説 文庫刊行予定

2021年9月 ロマンス小説 文庫刊行予定 最愛の人を取り戻すまで ケイト・ピアース カナリアが見る夢は ペニー・ジョーダン 忘れたい恋だとしても マヤ・バンクス

運命の扉をあけて スーザン・イーノック

これはScandalous Highlandersシリーズの2作目。全4作のシリーズなのに不評だったのか2作しか翻訳されていないのね。読んでみると確かにあまり面白くないな・・・。イングランドへやってきたハイランダーのヒーローが敵対する氏族のレディと恋に落ちると…

わたしがわたしであるために E・ロックハート

ヤングアダルト向けのサスペンス。心に闇を抱えたアンチヒロインの物語で、女性版「リプリー」という感じ。帯に“衝撃のラスト”という宣伝文句が書かれているけど、そこまですごいどんでん返しはなかった。

ハイランダー戦士の結婚条件 リンゼイ・サンズ

Highland Brides シリーズ7作目。ブキャナン兄弟が続々と結婚してどんどん親戚が増えている。いつもどおり何故か命を狙われていて何度も殺されそうになるヒロインと彼女を守ろうとするヒーローのロマンス。

孤独な瞳の目撃者 ノーラ・ロバーツ

ノーラ・ロバーツって本当に多作な作家だよねぇ。ここ数年はイヴ&ロークを年に2冊、ノンシリーズの長編を1冊、パラノーマルのシリーズものを1冊という感じで、年間4冊きっちり書いている。このクラスの作家でそんなに書いてる人ってあまりいないと思う…

あなたを愛してから デニス・ルヘイン

ヒロインがいきなり夫を撃ち殺す場面から始まって驚いたけど、三部構成の第一部は父親を知らず、支配的な母親に育てられたヒロインの人生が綴られている。

黄金の檻 カミラ・レックバリ

夫に裏切られた妻の壮大な復讐劇。面白くて一気読みだった。ヒロインが巧妙な策略で下種夫を破滅に追いやるストーリーは、女性ならきっと胸がすくこと間違いなし!

どこまでも亀 ジョン・グリーン

アメリカのYA小説を読んでいると、精神疾患を抱えた高校生がやたらと出てくるのだけど、みんなそんなに病んでるんだろうか。この作品の主人公は強迫性障害を患う女子高生で、いつも細菌に感染することを恐れていて、そのことを考え出すと止まらない。

白墨人形 C・J・チューダー

これは作者自身が大ファンだと言うスティーヴン・キングへのオマージュらしい。確かに、4人の少年が死体を見つけるストーリーは「スタンド・バイ・ミー」っぽいかも。ホラー風味のミステリーでグロいところもあるけど読みやすく面白かった。

従僕と伯爵と私 ヴァレリー・ボウマン

ラズベリーブックスはいつもkindle unlimitedで読ませてもらっている。このレーベルも昔は面白い作家をたくさん出していたけど、最近はラインナップが微妙な気がする。

この恋が偽りでも シャノン・マッケナ

これは文庫で刊行されたけど、原書はハーレクイン・ディザイアで、S・マッケナのように既に知名度のある作家が今更ハーレクインを書くなんてちょっとビックリ。

2021年8月 ロマンス小説 文庫刊行予定

2021年8月 ロマンス小説 文庫刊行予定 翠玉のトワイライト イローナ・アンドルーズ 夏の恋を抱きしめて ローリー・フォスター ビースト・オブ・ビスウィック(原題) アマリー・ハワード

ひと目惚れで恋に落ちるには コートニー・ミラン

The Worth Saga 2作目。読んでビックリ。ヒーローがアフリカ系だった。それからヒロインがバイセクシュアルだという仄めかしが・・。この作者はいつもキャラクターに一癖あるけど、今作はかなり攻めてるなぁ。

青銅の騎士 ポリーナ・シモンズ

ロマンス小説らしからぬ重厚なストーリーで、第二次大戦中のソ連の状況を克明に描き出していて戦争の悲惨さが胸に迫ってくる。かなりヘビーな内容だけど、だからこそロマンスにも重みがあり大きな感動を得られるんだと思う。

遥かなる夢をともに コートニー・ミラン

ヒロインには持病のある妹がいて、後見人の叔父が怪しげな医者を見つけてきてはとんでもない治療を受けさせようとするので、それを阻止するために妹が成人するまで結婚しないと決めていて、派手すぎる悪趣味なドレスを着て、失礼な態度で男性を寄せ付けない…

この愛はいつか見た愛 ジェイン・アン・クレンツ

この作者のよくあるパターンで、田舎町に住んでいるヒッピー風の変わり者ヒロインに、一族のはみ出し者で経営コンサルタントのヒーロー、ヒロインが何者かに脅迫されるサスペンス・・どこかで読んだ気がする要素の詰め合わせという感じ。

ナイチンゲール クリスティン・ハナ

この作者もアメリカではものすごく売れていて、Goodreads Choice Awardを2回も受賞している人気作家だから、日本でももっと売れても良さそうなものだけど、中身にそぐわない装丁のせいで読者を逃してしまったと思う。この表紙は無いわ。内容は、戦時下の女…

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